なんだか衆院選の行方がおかしい。そもそも3.11の悲劇からこの国が再出発を「政治的」な意味でキレる絶好な契機にも関わらず、世論調査で自民党が過半数の支持率を得ているという現実、これは明らかにおかしいし、国民は一体どこに向かいたいのか?幼い子どもでも少し考えたら分かるはずのことだろ?懲りずに原発を推進して行く政党に何故まだこんなにも支持が集まるのだろう。一体そんな世論はどこから湧き出て、どれほどの清き一票に成り果てるというのか?嗚呼なんとも解せないよ。別に未来の党だの共産党だの社民党だのに日本の明るい未来が託せるとは誰も思っちゃいないが、自民とか維新とかじゃないだろ?ってそう思うのはボクだけなのでしょうか?政治的な議論というのは、この国の人々はあまり表立ってしたがらない。民主が駄目だったからやっぱり自民なんだよね~って二者択一的な落ち?いやあマニフェストだとか大義名分を掲げたところで、民主党がやってくれたことを踏まえればそんなもの絵空事以外なんでもないことは誰にだって理解できる。そこに一切記述のなかった消費税増税法案を通してしまった始末なのだから。ならばだよ?あってはならないもの、この地球上にはどうしたって存続してはならないものを「廃止」するという意見にまず乗っからないと何も始まらないのではないのかい?別にいいよ、原発止めることに躍起になりすぎて、経済成長が落っこちたっていいじゃない、とはみんな思わないのかな?原発止めることで月の電気代が数千円あがったって、どうにか頑張るさとかみんな思わないのかな?対外的な威勢を強めることがそんなに大事なことなのか?まず足下見て行こうぜ、自分の国の足下を。関税がどうだこうだって言っている前に依然として狂った状態に置かれている福島を、そしてその可能性を含んだ他54基をどうにかするのが先決なのは火を見るより明らかでしょ。
何はともあれ、みんなクールに投票しに行きましょう、16日は。